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目次 |
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家族とOCD本人との関係には、次のパターンが考えられます。 |
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1.OCDでの巻き込まれ |
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本人がOCDで、症状によって気になることに対し、家族が |
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| ただし、本人にとっては、いきなり家族が手伝いを止めたり、意に反する行為をしたら、非常に反感を持ったり、よけい興奮したり、症状にのめり込むかもしれません。本人にとっては、今まであることが当然だと思ってきたはしごを急に外されるような、不本意で、「ないと困る」感覚があります。
1-1)このようなときの対応: @家族がOCDの基本的なしくみに対して理解する。そして、本人にも、図9のような悪循環があり、このまま続けていると、かえって良くないという理屈を理解してもらうよう努め、同意を得ます。cf[3] これで本人が理解できればいいのですが、そうは行かない場合も多いです。そのような場合、いきなりこのようなことを実行するのではなく、あらかじめ言葉で宣言だけでもしてから行うというのはどうでしょうか? |
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1-2)生活で別にできるところは別にする: |
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| 2.共依存 | |||
| ・共依存・・・家族の機能が健全ではなく、相手にお互い過剰に依存した関係になり、その関係にとらわれている状態です。
上のパターン2)のように、親子で共依存であり、子どもが成人してもその関係が続いていて切り離せない場合、アダルト・チルドレン(AC)とも呼ばれます。年齢に比べ、親子の関係が緊密過ぎて、過干渉、過保護です。[13]p23 ([1]、注:アダルト・チルドレンは、医学用語ではなく、専門家でも議論があります。) ・家族のような小集団では、元々心理的な役割分担が生じがちです。誰か一人が、世話に熱心になれば、他の家族の中には、そのことから遠ざかる人も出ます。例えば、母親が熱心だけれど、父親は仕事に行って働きはするけれど、家族の問題には敬遠しがちになるというパターンです。 ACには、いくつかのパターンがあるのですが、例えば次のようなものもあります。 リトル・ナース・・・長女に多く、自己犠牲してまで、家族を守り、世話する。 ・イネイブラー・・・依存症で使われる言葉で、依存を可能にさせている人です。本人に代わって、世話を焼いたり、お金を出してあげたりしてしまいます。 ・お金・・・強迫の症状のために、洗剤、トイレットペーパー、除菌用具などをものすごく使ってしまう場合、溜め込みが症状の人の場合、ろくに使わないのに新たな買い物をしてしまう場合、本人のお金ではなく、家族が出していることが多いです。(例外もあって、家賃収入、生活保護の例もありました。)そのような場合、本人のためと思って出した費用が、症状にとっては、火に油をくべているようなものになってしまいます。 また、専業主婦、ひきこもり、子どもなど、直接収入を得ていない場合、その状況が安定してしまうと、本人の改善の意欲が乏しくなってしまうことがあります。そのままでいても、食べていくには困らないためです。 ・家族関係というのは、多かれ少なかれ、理不尽な面もあるのが普通ですが、自己犠牲も限度問題です。 ・家族もできないことは、できないと言いましょう。 家族はまず自分の心身の健康を確保します。その上で、できれば親が自分の時間を持てると理想的です。趣味でもいいですが、パートに出てみるとか、好きなだけ寝るとか、本人を置いて親だけで旅行に行くという夢をもつこともいいかもしれません(すぐには実現できないかもしれませんが)。 家族も自分の人生を大事にしてください。また、家族の楽しみへの欲望は、本人にも伝わるそうです。[8] ・これは、家族の誰かがこの問題から逃げるためではありません。共依存の逆で、お互いに成人として、自律した関係を築くために必要なことです。 ・このような場合、自分だけでは、その立場が判断するのが難しいことも多いので、できれば専門家か、そうでなくとも信頼できる大人に相談するといいと思います。家族だけでは、なかなか関係が変わっていかないことが多いです。 ・管理人の体験では、元々自立度の高い人、一人暮らし、ある程度の職業経験がある人の方が、改善が早いことが多いです。 |
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| 3.本人が受診したがらない場合 | |||
| ・ 受診したとしても、すんなり治るとは限りません。OCDが専門ではない精神科の一般医に受診した場合、せっかく勇気を出して受診して、効果がある場合と、そうでない場合とがあるのが現状です。いずれにせよ、受診すれば100%うまく行くとは考えない方がいいです。ですので、身体の病気での受診と違い、精神科では本人が敬遠する気持ちも無理ない面もあります。
・しかし、改善のためには、受診することが大事です。どこの病院であれ、本人が受診する気になったということは、病気を受け入れ、改善の意欲が出てきたということで、とても意義があります。小学生くらいですと、いつのまにか改善する例もあるのですが、大人であったり、症状が何年も長引いていれば、そういうことはありません。 受診するかしないかなどという問題では、両価性といって、本人の心の中で、いい面と悪い面とがあります。 |
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| 4.ひきこもり | |||
| OCDの場合、家族と本人の問題は、病気の原因探しではなく、あくまで適切な治療に抵抗がある場合への対処法として、読んでください。 また、これを読んで、家族同士で責めあっても、解決にはならないことが多いと思います。 この項は、ひきこもり向けの本[7][8]を参考にました。 ただし、OCDとしての症状がはっきりしている場合、専門家による相談順位が早く必要であり、[7][8]とは順番や内容を変更しました。 |
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| 注)子どもの場合: この項目は、成人のひきこもりを主に想定しています。子どもの場合、年齢が低いほど、保護されても当然です。また、いじめ、性被害などを抱えていて、言い出せない人も私の相談経験ではありました。いずれにせよ、本人が心を開いてくれそうな専門家につなげられるといいと思います。また、患者が親でひきもり、離婚し片親の場合、子どもが巻き込まれていて、言い出せないという場合もありました。 |
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| 家族のステップ: ・当事者本人は、わかっているのに、動けないことが多い。そこで、家族から、まず考え方を振り返り、動いてみます。 ステップ1:今までのやり方は無力であった事実を認める。本人、親のできることの限界を自覚する。[7] ステップ2:家族の精神の専門家への相談 ステップ3:親ができるうる考え方の変化のポイント 2)家族の価値観と思いこみ 3)緊張を高めてしまう家族のパターン[13]p23 ステップ4:家族に会話を持ち込む[8] ステップ6:希望をあきらめない |
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| 5.参考 | |||
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本 |
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